- てんしん
- I
てんしん【天心】(1)空のまんなか。 空の中心。
「月~貧しき町を通りけり/蕪村句集」
(2)天の心。 天子の心。IIてんしん【天心】⇒ 岡倉天心IIIてんしん【天津】中国, 華北の海河下流に位置する河港都市。 北京の外港。 製鉄・綿・羊毛などの工業が発達。 政府の直轄市で, 大運河と海河の合流点に当たり水陸交通の要衝。 かつては日英仏などの租界があった。 ティエンチン。IVてんしん【天真】純粋な性質。 自然のままで飾りけのないこと。 また, そのようなさま。V「眼に~な処を現はした顔を/小公子(賤子)」
てんしん【天神】⇒ てんじん(天神)VIてんしん【点心】〔古くは「てんじん」〕(1)禅家で, 昼食前にとる簡単な食事。 また, 昼食。(2)茶会などの茶請(チヤウケ)。 または簡単な料理。(3)中国料理で, (ア)簡単な食事代わりにもなる小食。 麺・粥・餅・饅頭など。 (イ)食事の菜と菜の間に供して, 献立に変化をつけるもの。 杏仁豆腐など。 (ウ)菓子。 月餅など。VIIてんしん【転身】〔身を転ずる意〕身分・職業・生活方針などをすっかり変えること。VIII「実業家に~する」
てんしん【転進】進む方向を変えること。「南方へ~する」
〔旧軍隊で「退却」の代わりに用いた〕IXてんしん【転針】船などの針路変更。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.